楽屋ののれんを、応援の意味を込めて好きな芸能人や役者さんに
贈る人が沢山いますが、それにより深い愛情を知ることが出来るので
贈られた方からしたらこれほど有難いことはないです。
芸能人や役者さんを贔屓としている人達やファンクラブが作成する物は
業務用ではなく個人向けに特注しているケースが多く、自分の気持ちを
伝えるために凝ったのれんを贈る人がとても多いです。
長期間使用する場合には、耐久性や透過性に優れて本染めでのエッジの美しさを
考慮する必要がありますし、最適な生地を選ばなければならないのでけっこう大変です。
定番の生地としてはシャークスキン綿が挙げられますが、その他にも
厚手のタイプのカツラギ綿やフルカラーのテトロン帆布も人気があります。
また透けないように工夫されているのれんも人気があり多くの人が注文していますが、
その他にも丈のサイズを考える必要があるので、どれ位の大きさの物を
購入した方が良いのか事前に考えることが大切です。
のれんの仕立て方法にも特徴があり、関東風と関西風に分かれているのでどちらが良いか
決める必要がありますし、横と縦の寸法に関してもよく調べる必要があります。
このような物をオリジナル作品として自分達で作成する人も中にはいますが、
最近では簡単に作ってくれる会社もあるので何も心配することはないです。
事前に見積もりを算出してくれるので、どれ位お金がかかるのか
依頼する前に分かりますし不明な点があれば気軽に聞くことが出来るので
自分達で作ることが出来なければのれんを専門に作成している会社に頼んだ方が良いです。
贈り物としてののれん製作を考える上で、デザインもまた悩みどころになります。
応援したい役者さんですから好みや性格もある程度知っているでしょうし
どんなデザインでも喜んでくれるというのは大前提でしょう。
しかしそんな中でもデザインが上手く決まらない、という場合は、その楽屋のれんを
使い終わったあとのことを考えてみても良いかもしれません。
どういうことかと言うと、例えばその役者さんが家に持ち帰って
それをインテリアとして飾ってくれるかもしれないということです。
もし自分がその役者さんだったら、どんなデザインの楽屋のれんだったら
舞台が終わったあとでも飾り続けたいと思うのかを
イメージしてみるのもお勧めです。