のれんに使われる様々な生地の種類

新素材の魅力的な特徴

いまでは飲食店では欠かすことができないアイテムとなっているもの、それは暖簾です。
以前は木綿や麻、絹といった天然素材で作られていたものでした。


すべて手作りということもあって、1枚あたりのコストがかなり高いのですが
シアリエステルという合成繊維を用いた生地が誕生してからは、売値が半値以下になったのがポイントです。


簡単にシアリエステルという生地の概要を解説していきましょう。

シアリエステルの特徴


まず使用しているのがポリエステルとナイロンという繊維で、どちらも軽量なのが魅力です。
さらに飲食店にとって嬉しいのが防火性に長けているという点でしょう。


以前の天然素材であれば、少量の油が付着をしただけでも発火の危険性がありました。
そのため厨房などに取り付けることができず、集客アイテムにし難かったのも特徴でした。


しかし新素材に至ってはその心配は一切なく、200度以上の高温にさらしても燃えることはありません。
カラフルな染料で染めることもでき、暖簾の魅力を高められるきっかけにもなったわけです。


いまでは市場に流通をしている暖簾の大半が、合成繊維となっていて、色んな現場で目にできるようにもなっているものとなりました。

 

 

設置する価値のある素材


暖簾というと、取り付けるのは集客アップを目指すためです。
飲食店なら来店客に対してお店の名前をアピールしており、おもてなしをする意思をあらわしているのも特徴です。のれんで客をもてなす


商業施設でも昨今は取り付けをしているところも多くなっており、通りを行き交う方々に対して
どんなサービスを提供しているのかを伝える役割もあります。


以前のような天然素材だと取り付ける場所が限られていたため、あまり集客に効果的とはいえませんでした。
ところが新素材となるシアリエステルを暖簾に応用したことで、一気に使い方の幅が広がっています。


まず軽量な生地で作っているため、透け感ある美しいスタイルを構築することに成功をしました。
以前の暖簾特有の重たい印象を払拭していて、綺麗なレース状の暖簾を生み出すことも可能です。


また透け感ある印象を高めるために、カラフルな染色をすることもできます。
プリント技術を駆使することもできるので、文字を印刷して訪れる方々に言葉を提示することも可能です。


軽やかない印象で入口に設置をすれば、とても趣のある暖簾でお出迎えができること間違いなしです。


丈の短いものあら、長いシートスタイルもあるので設置のし甲斐があります。