のれんに使われる様々な生地の種類

そもそも金と銀とは?それぞれの特徴を解説

銀のれん

冬の積雪を見たとき、白銀といった言葉を使うことがありますが、 銀は白金と同意語であり一般的に
銀色は金色のように光る白色を指すといいます。

 

金のように光る白色を言い換える、一面の雪景色を銀世界と呼ぶことについて納得できるのではないでしょうか。

 

銀は英語ではシルバーになるわけですが、シルバーは日本の中では高齢者を指す言葉でもあり、シルバー料金や割引、
シルバーウイークなどいろいろな呼び名の中で使われるワードです。

 

ただ、英語のシルバーには高齢者の意味はなく日本が作り出した和製英語として存在しているようです。
銀と対象になることが多いのが金ですが、金色を作るときは銀色が欠かせません。

 

銀色のアルミ箔を貼り付けて銀色の色紙を作る、その上にオレンジ色のインクを重ねることで金色を作り出すなど
工夫が行われています。

 

銀色のれんは視覚的にも効果を与えてくれるもの、銀色のれんを使うことは遠くから見たときにインパクトを与える効果を
期待できるので、宣伝はもちろん、イベントなどのアピールにも効果的です。

 

しかも、銀色のれんに使用する銀色は金を作るためのベースになるものですから、低コストで制作できるメリットもあります。


いぶし銀はくすんで渋みのある銀色


白や黒と同じく、銀色は色味がない無彩色に属するカラーです。そのため、いろいろなカラーとの協調がしやすいメリットがあり、
スマートであると同時に洗練された印象を作り出しやすいといわれています。

 

金属的な質感があるので、どことなくひんやり冷たい印象を連想させる色合ですが、銀イオンは抗菌作用があるので清潔感を
与えることができる魅力もある無彩色の一つです。

 

シルバーと聞くと高齢者以外にもアクセサリーの指輪などをイメージする人も多いかと思われますが、日本にはいぶし銀といった
言葉もあり何気に使ったことがある人は多いのではないでしょうか。

 

ちなみに、いぶし銀はくすんでいて渋みがある銀色を指す言葉で、見た目は地味ではあるけれども実力および魅力を持つ、
主役は金に勝敗が与えられるけれども本来の実力や評価が高い人を指すのがいぶし銀です。

 

金色のような主張はすくないもののいぶし銀の言葉を作り出した日本人は感性の鋭い人種といった印象も与えます。

 

のれんなどにこのような色を使うことで他にはないカラーを持つアイテムになるので、のれんで印象付けをしたいオーナーさんなど
このような色合いのアイテムを作っている会社に相談すると良いでしょう。